「19歳の頃、読書なんて一切してなかった。」
むしろ、読書してる人をどこか“意識高い系”だと思っていた。
当時の僕は、湘南の企業に就職して、ただ毎日働いて、疲れて寝て、
休日はコンビニでビールとつまみを買って、TSUTAYAでDVDを借りる──そんな暮らし。
将来のことも、自分の可能性も、考える余裕すらなかった。
「今の生活、なんか物足りないな」って、ぼんやり思いながら、
でも何をすればいいのかもわからなかった。
そんな僕がある日ふと、1冊の本を手に取った。
それは、ただの気まぐれだった。
だけど──その日から、僕の“受け身な人生”が少しずつ動き出していった。
📘 この記事ではこんなことがわかります
- なぜ「読書」が、最強の自己投資なのか?
- 自己投資の第一歩は「行動」ではなく「視点」から始まる
- 知識が「使える力」になる瞬間とは?
- 迷いが減る。“言葉の資産”がある人の思考パターン
- 読書がもたらす“静かな変化”のリアルな記録
🔗 目次
- 知らない街、知らない自分。時間だけがあった19歳の僕
- 本屋で出会った、“もう一人の自分”
- 「お金」ではなく「考え方」の本だった
- “読書沼”が教えてくれた、自分との向き合い方
- 読書で得た知識が、“使える力”になる瞬間
- 自己投資は、こんなに静かで地味で、でも確かに効く
- おわりに|僕にとっての“最初の自己投資”は、本だった
知らない街、知らない自分。時間だけがあった19歳の僕
湘南・平塚。高校を卒業して、憧れの海辺の街に就職した。
平日は仕事、休日はサーフィンとBBQ。
仲間と過ごす、大人っぽくて自由な暮らし。
──そんな“理想の湘南ライフ”を夢見ていたけれど、待っていたのは現実だった。
毎日残業、土曜も出勤、日曜は体力ゼロ。職場と寮をひたすら往復するだけ。
自由時間はあっても、心はまったく自由じゃなかった。
本屋で出会った、“もう一人の自分”
休日、やることもなく立ち寄ったTSUTAYAの中の本屋で、目に入った1冊の本。
『金持ち父さん 貧乏父さん』──紫の表紙とポップが、なぜかやけに気になった。
普段なら絶対に選ばないジャンル。だけどなぜか、その日は自然と手に取っていた。
「これを読むことで何かが変わる気がする」
「お金」ではなく「考え方」の本だった
本の中で語られていたのは、テクニックでもノウハウでもなかった。
- ✔️ お金に働かされる人
- ✔️ お金を使って“自由”を買う人
人生における“選択”と“思考の癖”が、いかに人を縛っているか。
ページをめくるたびに、自分の行動を振り返らされるような感覚だった。
これは“数字の話”じゃない。“生き方の話”だ。
“読書沼”が教えてくれた、自分との向き合い方
その一冊をきっかけに、本屋通いが始まった。
- 『バビロン大富豪の教え』
- 『嫌われる勇気』
- 『夢をかなえるゾウ』
- 『影響力の武器』
- 『超筋トレが最強のソリューションである』
読書を重ねるうちに、「知識が知識で終わらない」感覚が芽生え始める。
「あの本にも似たことが書いてあった」
「これって、今の自分に必要な考え方かも」
読書で得た知識が、“使える力”になる瞬間
- ✔️ 無駄遣いしそうなとき、バビロンの教えがよぎる
- ✔️ 自信がなくなったとき、『嫌われる勇気』の言葉がよみがえる
- ✔️ 他人の期待に振り回されそうになったとき、『影響力の武器』を思い出す
読書は、静かに“思考のOS”をアップデートしてくれる。
誰にも気づかれず、でも確実に、自分の中の基準が変わっていく。
自己投資は、こんなに静かで地味で、でも確かに効く
「知ったからには、少しでも試してみたい」
お金をかけなくてもできる。時間を味方にできれば、確実に変わっていける。
おわりに|僕にとっての“最初の自己投資”は、本だった
読書は、自分を見つめなおす“静かな武器”だった。
それがやがて、「時間の使い方」「お金の扱い方」「人との距離感」まで変えていった。
「知識は資産になる」──それは、誇張じゃなかった。
僕にとって読書は、人生を支えてくれる“資本”のようなもの。
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「継続できない」「変われない」と悩んでいた僕自身が、日々を少しずつ整えてきた過程で気づいたことを書いています。
習慣化・感情整理・セルフケアなど、人生をじわじわ好転させるヒントが詰まってます。
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