朝がつらい人必見!午前中が“脳シャキ”になる5つの朝習慣|ダメ人間卒業の変化戦略
「午前中はいつもぼーっとして何も進まない…」
以前の僕は、まさにこの状態でした。
どれだけ睡眠時間を確保しても、朝は脳が働かず、コーヒーを飲んでも目は冴えず。
午前中の生産性はほぼゼロで、「自分ってやる気ないんじゃないか…?」と自己嫌悪に陥ってばかり。
でもある時、“脳の起動スイッチ”を入れる朝の習慣を試してみたことで、人生が少しずつ変わり始めたんです。
なぜ午前中はぼーっとしてしまうのか?
まず知っておきたいのは、「朝ぼーっとするのは正常なこと」だということ。
脳が完全に覚醒するには、目覚めてから60〜90分かかるといわれており、この現象は「スリープイナーシャ(睡眠慣性)」と呼ばれます(Dinges et al., 1985)。
つまり、脳の“起動プロセス”を意図的に促すことで、午前のパフォーマンスは誰でも上げられるのです。
僕が“朝ダメ人間”だった頃のリアル
- アラームは3回止める(布団から出られない)
- 起きても脳がボーッとしてる
- とりあえずコーヒーだけ飲んでスマホをだらだら
- 何かしなきゃと焦るけど、結局午前中が終わってる
…毎日こんな感じでした。「自分はだらしない」「朝活とか無理ゲー」と思い込んでました。
でも、“努力”を変えたんじゃない。“起動条件”を変えただけだったんです。
脳をONにする「朝シャキ習慣」5選【実践編】
① 窓の前で90秒、深呼吸する
朝起きたら、まずカーテンを開けて“光”を浴びる。そして90秒だけ深呼吸。
朝の光刺激はセロトニン分泌を促進し、覚醒を高めます(Young et al., 1993)。深呼吸によって副交感神経と交感神経が整うため、頭がスッと目覚める感覚があります。
② 耳からインプット:「聞く読書」を朝習慣にする
読書が苦手な朝でも、耳なら使える。僕が取り入れたのはflier(フライヤー)という書籍要約サービス。
10分で要点だけ聞けるので、「何かを学んだ」という満足感と同時に、脳の言語中枢(ブローカ野やウェルニッケ野)が活性化されます(Peterson et al., 1988)。
③ 軽く動く(散歩 or ストレッチ)
運動が脳に与える影響は想像以上に大きく、特に前頭前野の血流が活性化され、意思決定や集中力が高まることが分かっています(Hillman et al., 2008)。
朝のストレッチや10分の散歩は、まさに“脳のスイッチ”です。
④ 朝食は“噛む”ことに集中する
咀嚼は記憶力や集中力を高める効果があり(Hirano et al., 2008)、よく噛むことで脳内の海馬が刺激されます。
僕は「何を食べるか」ではなく「どう食べるか」に意識を向けたら、驚くほど脳の回転が変わりました。
🟡 朝の栄養補給におすすめ:

⑤ 今日やることを「音読」する
これは「自己指示効果(self-instruction)」と呼ばれ、声に出して自分に指示を出すことで、行動実行率が高まることが確認されています(Zimmerman & Campillo, 2003)。
朝の「声出しタスク確認」は、脳を行動モードに切り替えるスイッチになります。
これらの習慣で“本当に”変わったこと
- 午前中の仕事スピードが1.5倍に
- 昼以降も疲れづらくなった
- 「自分ってダメだな…」という自己否定が激減
これは気合いや根性ではなく、「脳のコンディションを整える」だけの話です。
習慣化できない人へ:まず“学びの習慣”から始めよう
最初から全部は無理。だからこそ、自分に合うやり方を“学ぶ”ことから始めましょう。
flierでは、習慣・脳・行動科学に関する良書を音声と要約で学べます。
🎧 flierで読めるおすすめ習慣本
- 『習慣が10割』:習慣の仕組みと維持法
- 『アトミック・ハビット』:小さな変化の積み重ね
- 『やり抜く人の9つの習慣』:続けるための思考法
- 『1日30分を続けなさい』:継続が武器になる理由
まとめ|脳が動けば、人生が動き出す
「朝が苦手」「午前中は動けない」──これはあなたの性格のせいじゃない。脳のスイッチを入れる習慣がなかっただけ。
朝の数分が変われば、1日が変わる。
1日が変われば、1ヶ月が、1年が、人生が変わる。
焦らず、自分に合った“脳シャキ習慣”を見つけてください。
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