──「一日中ダルい」の原因、実は“朝の3つの習慣”かもしれない。
はじめに
「朝がダルい」「なんか一日中イライラしてる」「寝たはずなのに疲れが取れない」
そう感じる人は多いかもしれません。
でも、原因は“夜ふかし”や“運動不足”だけじゃないんです。
意外と見落とされているのが、「朝の過ごし方」。
実は、朝のちょっとした行動があなたの脳をバグらせて、一日中の集中力・感情・判断力を低下させている可能性があるのです。
今回は、科学的根拠のある「朝にやってはいけない行動ワースト3」を紹介します。
第3位:朝ニュースを見ると“職場で嫌なことが起きる”?
あなたは朝、テレビやスマホでニュースをチェックしていませんか?
この習慣、実は“脳に悪影響”を与えるリスクがあるんです。
心理学で「プライミング効果」という現象があります。これは、ある情報に触れると、その後の認知や判断にその情報が影響を与えるという現象です。
たとえば、朝にこんなニュースを見たとしましょう。
-
「大手企業でリストラ開始」
-
「政治家の不祥事」
-
「殺人事件発生」
こうしたネガティブな情報に触れると、脳はその“不安や怒り”にフォーカスした状態で職場や日常を過ごすことになります。
そして無意識にこうなる:
-
上司の何気ない一言がイラつく
-
同僚の態度が冷たく感じる
-
通勤の人混みにストレスを感じる
つまり、ニュースで受け取った“ネガティブ感情”が日中も連鎖するのです。
これは、「関連づけ」が強化されてしまうから。
朝の“情報の選び方”ひとつで、あなたの一日が無駄になる。
👉 解決策:**朝はニュースよりも“静かなルーティン”**を
日光を浴びる、白湯を飲む、ストレッチをする。脳をニュートラルな状態に保ちましょう。
第2位:朝イチのコーヒーで“老化”が加速する?
意外かもしれませんが、朝起きてすぐのコーヒーは老化を進め、血糖値を乱す原因になります。
これはイギリス・バース大学の研究で明らかになっています。
◾ 研究概要:
朝の空腹時にカフェインを摂取すると、インスリン感受性が低下し、血糖値の調整がうまくいかなくなる。
その結果:
つまり、朝イチのコーヒーは「目覚まし」どころか、「一日中調子が悪くなるスイッチ」になっている可能性があるのです。
さらに怖いのは、これを毎日繰り返していると、“なんとなくの不調”が常態化していくこと。
☕️ 対策としては:
-
コーヒーは朝食を軽く摂った後(30分後)
-
どうしても飲みたいときは、デカフェか少量に
👉「コーヒー=元気の素」ではなく、「タイミングが命」と考えましょう。
第1位:二度寝があなたの人生を奪う
「あと5分だけ…」という二度寝。
実はこれが、朝の最悪習慣かもしれません。
イギリス・ウエストミンスター大学の研究によると、
人間は起床後30分以内に「コルチゾール覚醒反応(CAR)」という現象が起きます。
これは、脳と体を目覚めさせるための自然なホルモン反応。
このタイミングでしっかり活動を始めることで、以下のような効果が得られます。
-
集中力UP
-
判断力・記憶力UP
-
モチベーションが高まる
逆に言うと、二度寝するとこのCARがリセットされ、脳が混乱状態になるのです。
結果:
-
一日中「ぼんやり」したまま
-
やる気が出ない
-
「何してたっけ?」と集中が切れる
💡 対策:
-
起きたらまずカーテンを開けて日光を浴びる
-
軽く水を飲む
-
ストレッチで体を起こす
この“最初の3分”が、その日の自分を決める。
まとめ:朝の行動は人生の質を左右する
朝というのは、ただの始まりではありません。
脳が一番ピュアで、意思決定力が最大化される時間帯です。
だからこそ──
-
ネガティブ情報を避ける
-
コーヒーのタイミングに注意する
-
二度寝の誘惑に負けない
この3つを意識するだけで、日中の集中力・生産性・感情の安定が驚くほど変わります。
人生を変えたいなら、まずは朝を変えよう。
何かを「足す」よりも、まずは“やらないこと”を決める。
それが、大人の習慣術です。
最後に|“朝が変われば、人生が変わる”
疲れやすい。イライラする。集中できない。
その悩み、解決のヒントは「朝」にあります。
朝の“ほんの15分”の使い方が、未来を左右する。
明日から試してみてください。
変化は、あなたの朝に必ず現れます。
コメント