|“好き”と“仕組み”がカギだった
✅ この記事でわかること
- なぜ副業は続かないのか?心理学的な理由
- 副業を続けている人がやっている3つの習慣
- 毎日どれくらい時間を使えばいいのか?データで解説
- 明日からできる「続ける仕組み」のつくり方
「副業が続かない」──それには理由がある
やる気に満ちて始めたはずの副業。
気づけば、手が止まり、収益も出ず、「意味あるのかな…」とフェードアウト。
でも安心してください。
これはあなたの根性や意志の弱さではありません。
続かないのには“仕組みと心理”の問題があるのです。
続かない副業に共通する3つの落とし穴
① お金目的だけだと、やる気が続かない
心理学の「自己決定理論(Deci & Ryan, 1985)」によれば、
やる気が長く続くには「自律性・有能感・関係性」が不可欠です。
でも「とにかく稼がなきゃ」で始めた副業は、
→ いつの間にか“やらされてる感”に変わり、続かなくなります。
② 好きだったはずのことが“義務”になる
たとえば──
イラストを描くのは好きだったのに、「納品」「修正依頼」が増えると辛くなる…
これは「アンダーマイニング効果」と呼ばれる現象。
報酬が目的になることで、本来のやりがいが失われてしまうのです。
③ 結果が出るまでが遅くて挫折する
副業は基本「遅延報酬型」。
最初の3ヶ月で成果が出ないのは“普通”。
特に、ブログ・YouTube・SNSなど「積み上げ型」の副業は
→ 収益化までに時間がかかります。
だからこそ、「結果が出なくても続ける力=遅延報酬耐性」が必要です。
続けられる人がやっている3つの習慣
① 「好きなこと」をベースにしている
- お金より、「学びたい」「試したい」が動機
- 続けてるだけで成長実感がある
👉 だから、モチベが自然と湧いてくる
② 小さく始めて“フロー状態”に入っている
フロー理論(Csikszentmihalyi, 1990)によれば、
「ちょっとだけ難しい課題」に人は集中できます。
- 最初から完璧を目指さない
- 難易度は少しずつ上げる
👉 これが挫折を防ぎ、楽しく続けるコツです。
③ フィードバックが得られる場所でやっている
反応があることで「有能感=役に立っている感覚」が生まれます。
- SNSでの“いいね”
- ブログのPVやコメント
- 物販ならレビューや再購入
👉 継続の燃料になるのは「ちゃんと届いてる実感」です。
副業を継続している人は、どのくらい時間を使っている?
「副業は毎日3時間やらなきゃ意味ない」
👉 そんなことありません。
リクルートの「副業実態調査(2023年)」によると:
- 副業に使っている平均時間は週13.3時間
- 平日:1〜2時間/日、土日:2〜3時間/日
つまり多くの人は、
👉 「平日は少し、土日にまとめて」型でコツコツ継続しています。
1日30分〜1時間でも、半年後には大きな差になる
続けやすい副業の共通点とは?
✔ タスク完結性がある
- ✅ ブログ、YouTube、note、ハンドメイド
- ❌ 分業・指示待ち系、タスク消化型
✔ フィードバックが返ってくる
- ✅ SNS発信、ライブ配信、対面サービス
- ❌ 匿名納品、成果が見えにくい作業
👉 “自分で始めて完結できること”が、続く副業の鍵です。
副業と趣味は“紙一重”
実は、続いている副業の多くは「元・趣味」だったりします。
たとえば:
- 筋トレ → SNS発信 → オンライン指導
- カフェ巡り → レビュー投稿 → アフィリエイト収益
- イラスト → グッズ販売
- ゲーム → 実況配信 → YouTube収益化
好きなことを夢中で続けていたら、それが副業になった──そんな人が大半です。
🎯 明日からできる「続ける副業ToDo」
- ✅ 好きなこと・得意なことを3つ書き出す
- ✅ 誰に届けられるか?ターゲットを考える
- ✅ 平日は30分、土日は1時間の副業タイムを確保
- ✅ SNSやブログなど「反応が返ってくる場所」で発信
- ✅ 完結性のある副業を選ぶ
✅ まとめ|副業は“人生の実験場”である
副業を続けている人に共通するのは、
「好きなことに小さく賭けて、仕組みを整えている」こと。
- 自分の興味や得意をベースに
- 続けられる仕組みをつくって
- 反応をもらいながら改善していく
副業は、結果を急がず“プロセスを楽しめる人”が勝ちます。
あなたの好奇心が、誰かの役に立つ。
それが“価値”に変わり、やがて“収益”になっていくのです。
コメント